【完全ガイド】軽貨物 日報(業務記録)の書き方|2026年版
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【完全ガイド】軽貨物 日報(業務記録)の書き方|2026年版
軽貨物ドライバーとして業務委託で働いていると、
「日報って何を書けばいいの?」「そもそも作らないとダメなの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年時点の制度・運用を前提に軽貨物ドライバー(個人事業主)向けに、
日報(業務記録)の目的、記載項目、書き方、保存期間までをわかりやすく解説します。
目次
はじめに|軽貨物ドライバーに日報が必要な理由
軽貨物ドライバーは、多くの場合個人事業主として業務を行います。
そのため、運行内容や労働時間を自分で管理・記録する責任があります。
日報(業務記録)は、安全運行の確保や長時間労働の防止を目的として、
軽貨物運送業でも作成・保存が求められています。
軽貨物 日報が義務化された背景
軽貨物運送における日報(業務記録)の義務化は、 軽貨物運送業を取り巻く環境の変化を受けて、 安全対策と事業運営の適正化を図る目的で導入されました。
軽貨物運送は、比較的参入しやすい業態である一方、 事業者ごとに業務管理の方法が異なり、 運行や労働の実態が把握しにくいという特徴があります。
そのため、業界全体として 運行内容や稼働状況を客観的に把握できる仕組みの必要性が 以前から指摘されてきました。
こうした流れを受け、2025年4月に改正貨物自動車運送事業法が施行され、軽貨物運送においても日報(業務記録)の
作成・保存が実質的に義務化されました。
この制度は、軽貨物運送における事故防止や長時間労働の是正、業務実態の把握を目的として
国土交通省の通達等に基づき導入されたものです。
※個人事業主として業務委託で働く軽貨物ドライバーも、この対象に含まれます。
① 配送需要の急増と長時間労働の問題
EC市場の拡大により、軽貨物ドライバーの稼働時間は年々長くなる傾向にあります。
一方で、過度な長時間労働や休憩不足による事故・健康被害が問題視されるようになりました。
日報を通じて「いつ・どれだけ働いているのか」を可視化することが、安全対策として重要視されています。
② 事故・トラブル発生時の説明責任
事故や遅延、荷物トラブルが発生した際、業務の状況を客観的に説明できる記録が求められます。
日報は、ドライバー自身を守る証拠資料としての役割も担っています。
③ 元請・荷主側の管理強化
最近では、元請会社や荷主から日報の提出や稼働実態の報告を求められるケースが増えています。
業務委託であっても、安全配慮や法令遵守が求められる時代になったことが背景です。
④ 行政による業務実態把握の流れ
軽貨物運送業は参入しやすい一方、業務実態が見えにくいという課題がありました。
そのため、日報を作成・保存しておくことは行政による監査や調査が行われた際に、業務実態を説明するための重要な記録となります。
日常的に行政へ提出する義務はありませんが、指導・監査時に提示を求められる可能性があるため、 正確な記録を残しておくことが求められています。
軽貨物の日報とは何か
軽貨物の日報とは、1日の業務内容を時系列で記録する書類です。
- 業務の開始・終了時刻
- 走行経路や経過地点
- 休憩・待機時間
- 事故やトラブルの有無
単なるメモではなく「業務の実態を説明できる記録」であることが重要です。
日報に記載すべき基本項目
① 運行の基本情報
- 運転者氏名
- 車両番号
- 業務開始・終了日時と地点
② 経過地点・走行距離
- 主な集荷・配達地点
- 走行距離
③ 休憩・待機・荷役作業
- 休憩の日時・場所
- 30分以上の待機時間
- 荷役作業の時間
④ 異常事態
- 事故・トラブル
- 大幅な遅延
軽貨物 日報の書き方【記入例】
| 日付 | 2026年1月10日 |
|---|---|
| 運転者 | 山田 太郎 |
| 車両番号 | 品川500れ1234 |
| 業務開始 | 東京都渋谷区 8:00 |
| 経過地点 | 横浜市 10:30 |
| 業務終了 | 東京都世田谷区 15:30 |
| 走行距離 | 120km |
| 休憩 | 海老名SA 11:00〜11:30 |
| 待機 | 川崎市 14:00〜14:45(荷主都合) |
軽貨物 日報テンプレート(PDF)|無料ダウンロードと使い方
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日報の作成タイミングと保存期間
日報は、その日のうちに作成するのが基本です。
軽貨物運送業における業務記録(日報)の保存期間は貨物自動車運送事業法に基づき「1年間」と定められています。
ただし、トラブル対応や業務管理、税務・契約上の証拠資料として活用する観点から実務上は3〜5年程度保存しておくことが望ましいとされています。
※法令上の義務は1年間であり、長期保存はあくまで実務上の推奨です。
日報をつけることで得られるメリット
- 労働時間の見える化
- 無理な稼働の防止
- 収支の改善につながる
- 事故・違反リスクの抑止になる
- トラブル時の“自分を守る証拠”になる
まとめ|軽貨物 日報で押さえるべきポイント
- 軽貨物でも日報は重要
- 決まった項目を正しく記録する
- テンプレート活用で継続しやすくなる
※本記事は、2026年時点の制度・業界情報をもとにした一般的な情報提供を目的としています。
※実際の運用については、契約内容や元請・荷主の指示、最新の法令・通達をご確認ください。